新粒子発見のニュースについて。続

CDF 実験での W+dijet での新粒子探索に対する D0 からのレポート。
まだ丁寧に読んでないです。

↓PRL, 購読してないと見れない?
Bounds on an Anomalous Dijet Resonance in W+jets Production in pp̅ Collisions at √s=1.96  TeV

↓オフィシャルなノートかなにか。多分だれでも。
http://www-d0.fnal.gov/Run2Physics/WWW/results/final/HIGGS/H11B/H11B.pdf


↑ノートより。

点線のところで黒点が飛び出ていればうれしい、の図。

黒がデータから「期待される背景事象」をさっ引いた分。
青のヒ素とグラムは、その背景事象のふらつき具合、
これくらい黒い点が振れるかもしれませんよ、と。
点線のヒストグラムが、いま想定している新粒子が合った場合の見え方。

視覚的に言えば何かあるような気がしないでも無いけれど、
脳内で点線を消して黒点と赤ヒストを比べようとすると、
べつに不自然な山は無い。

さらにそれを数字で言えば、
「新粒子は居るんだけど、たまたま今回だけこういう風に見えた」確率は 0.008 % 。

前の CDF の図はどんなだったかと言えば

えらく印象が違うなぁ。